証券アナリストの試験勉強は独学で問題ない?
TACの通信教育は高いけど意味ある?
私自身もそうでしたが、これから証券アナリスト試験を受ける方の中には、独学かTACの通信教育を利用するべきかで迷われている方も多いと思います。
そこで、今回は私の経験を基に上記の疑問に答えていきたいと思います。
私の意見も参考に、最終的にはご自身で判断頂ければ幸いです。
証券アナリストの1次試験と2次試験の出題範囲はほぼ同じですが、2次試験は記述式になり、難易度が格段に上がります。
そのため、TACの通信教育を利用するかどうかも1次試験と2次試験で分けて解説していきます。
1. 1次試験対策
まずは1次試験対策としてTACの通信教育が必要かという点についてです。
先ずは結論からです。
- 1次試験対策においては、TACの通信教育は基本的に不要
(お金に余裕のある方は利用してもOK)
その理由は
「1次試験は過去問と同様の問題が出題されることが多く、独学で過去問の対応をすることで十分合格レベルに達することができるから」
です。
私も1次試験対策としては、TACの通信教育は使わず、市販されている以下のTACの過去問をひたすら解くことで、3科目とも一発合格することが出来ました。
<TACの過去問題集(3科目分)>
ただ、お金に余裕のある方でお金は多少かかっても良いので、少しでも合格の可能性を高めたいという方は、1次試験対策としてTACの通信教育を利用するのも勿論アリだとは思います。
<TAC 通信講座>
※早期申込みでお得になるキャンペーンも行っているので、お早目の申込みがお得です
2. 2次試験対策
次に2次試験対策としてTACの通信教育が必要かという点についてです。
先ずは結論です。
- 2次試験対策においては、TACの通信教育は必須ではないものの、利用する方が圧倒的に良い
TACの通信教育はそこそこ高い(高額)ので、私も初めは独学でも合格出来るだろうと考え、TACの通信教育は申し込まないつもりでした。
しかし、2次試験に向けた勉強を始めると、記述式ということで1次試験よりも深い理解が求められていることを知りました。
正直、独学でも時間をかけてがむしゃらに頑張れば合格は可能という感触はあったのですが、万が一試験に落ちた場合、次回の受験チャンスは1年後ということでモチベーションを保てなくなってしまうのではという不安から、「絶対に一発合格したい」という思いがありました。
そこで、お金はかかりますが(私が申し込んだ講座は10万円くらい)、合格の確率が少しでも上がればという思いで、TACの通信教育講座(DVD方式)を申し込みました。
実際にTACの通信教育を受けた感想は、一言で言うと「本当に良かった」です。
その理由は大きく2つです。
私は2次試験対策として200時間程勉強したのですが、正直言って独学なら同じ理解度に達するまでに300時間程かかったのではないかと思います。
TACの通信教育は、TACの講師が頻出箇所を中心に講義を行うものです。
やはりテキストに書かれている文章で理解するよりも、かなり分かりやすいですし、分からない点については講師に質問することも可能です。
私が受けた試験本番では、過去問と毛色が異なる問題も結構あったのですが、TACの通信教育のおかげで基礎の理解が深められていたので、何とか記述して、合格に至ることができたのかなと分析しています。
独学で何回も受験することを考えると、少しお金をかけてでも一発合格の可能性を上げた方が効率的だと私は思います。
ちなみに、私は「教室方式」ではなく「DVD方式」を受講したのですが、この選択も良かったと思います。
「教室方式」は、対面で講義を受けられるというメリットがある一方で、講義の時間が決まっていることと移動時間がロスになってしまうことが大きなデメリットだと思います。
また、「DVD方式」は、教室での講義を録画したもので、内容は「教室方式」と変わりませんし、理解度が低い箇所を繰り返し観ることや逆に分かっている箇所は飛ばすことができるというメリットも「DVD方式」にはあります。
試験勉強中はただでさえ時間がない方が多いと思いますので、少しでも多く勉強時間を捻出できる「DVD方式」又は「Web方式」がおすすめです。
TACの講座一覧は以下のリンクからご確認頂けます。
<TAC 通信講座>
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3. まとめ
「証券アナリスト試験合格にTACの通信教育は必要か」という点について、一発合格者として解説してみました。
TACの通信教育を受けるかどうか迷っている方のお役に立てれば幸いです。
最後に本記事で説明した内容をまとめておきます。