【無料公開中】1次試験勉強ノート(証券分析)

1次勉強ノート
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証券アナリスト1次試験の勉強をしていた当時、主に暗記しなければならない箇所をまとめた勉強ノートを公開させて頂きます。

対象範囲は、1次の証券分析とポートフォリオ・マネジメント」です。

試験勉強中の皆様のお役に立てれば嬉しいです。

当時、TACのテキスト等で確認した上で作成したものですが、正確性の保証は致しかねます。

1. ポートフォリオマネジメント

【個別のβ(CAPM)】
個別リターン - フリーリターン = β(市場リターン - フリーリターン)
※リターン - フリーリターン はリスクプレミアム

【トータルリスク(市場ポートと非市場への分解)
トータルリスク = ルート(β2 × 市場ポートリスク2 + 非市場リスク2 )

【個別又はポートフォリオの市場リスク
市場リスク = ルート(個別又はポートβ2 × 市場ポートリスク2)
※上記トータルリスクの前半部分

【ポートフォリオのリスク(標準偏差)】
ポートフォリオのリスク = ルート(W2 × リスク2 + W2 × リスク2 + 2 × W × リスク × W × リスク × リターン相関)
※W:株の割合、W:債券の割合

【ポートフォリオの非市場リスク】
ポートフォリオの非市場リスク = ルート(W株2 × リスク株2 + W債2 × リスク債2
※上記ポートフォリオのリスクの2乗部分(非市場リスクの相関は0なので後半部分は無)

【個別のリスク】
個別のリスク = ルート(各状況の確率 × (各状況のリターン - 期待リターン)2+ 各状況の確率 × (各状況のリターン - 期待リターン)2

【株間のリターンの相関係数】
株1株2のリターンの相関係数 = β株1 × β株2 × (市場リスク2) / (全リスク株1 × 全リスク株2 )
※リターンの相関だが、リスクを使用

【株と市場のリターンの相関係数】
株と市場のリターンの相関係数 = β * 市場リスク / 全リスク

【ポートフォリオのβ】
⇒構成割合で加重平均

【ポートフォリオのリターン】
⇒構成割合で加重平均

【個別のリターン】
⇒各状況の発生確率で加重平均

【算術平均】
⇒単純平均

【幾何平均(=時間加重収益率)】
年数ルート( ( 1 + 各年リターン ) × ( 1 + 各年リターン ) × ・・・ )
※ファンドマネジャーの能力を測定するのに適する

【金額加重収益率】
⇒IRR
※各年のCFが投資額になるような割引率
※ポートフォリオの成績に適する

【投資家の選好】
回避型:期待値が同じならリスク(ばらつき)が小さい方を選好
中立型:期待値が同じならリスク(ばらつき)の大小に関わらず選好
追求型:期待値が同じならリスク(ばらつき)が大きい方を選好

【状態価格】
・状態価格の合計=1円の現在価値
・時点0の価格=時点1の各状態価格に時点1の価格をかけたものの合計

【シャープレシオ】
シャープレシオ = (リターン - フリーリターン ) / リスク

【市場リスクと非市場リスク】
非市場リスクは分散で消去可能、市場リスクは消去不可(=リスクプレミアム払われる)

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2. 債券分析

【クーポンレート】
⇒額面に対する利息の割合

【直接利回り】
⇒購入価格に対する利息の割合

【単利最終利回り】
⇒直接利回りに償還差額(年換算)を加味
例:残2年、購入価格95円、償還100円 ⇒ (5+2.5)/95)

【複利最終利回り】
⇒IRR。将来のCFが投資額になるような割引率。

【スポットレート】
⇒割引債の複利最終利回り

【各種の債券利回り】
アンダーパー:単利最終利回り>複利最終利回り>直接利回り
オーバーパー:単利最終利回り<複利最終利回り<直接利回り
※パーはすべてイコール

【デュレーション】
デュレーション = ( ( 1年目のCF / (1+最終利回り) ) + (2 × ( 2年目のCF ) / (1+最終利回り)2 ) +・・・ ) / 価格

※割引債の残存年数、利付債の残存年数以下
※分子はCFに年数をかけること以外はIRR求めるときの式と同じ

【修正デュレーション】
修正デュレーション = デュレーション × 1 / (1+最終利回り)

※利回りが1%変化したときに価格が約何%変化するかを示す数値

【ポートフォリオのコンベクシティ】
⇒投資割合で加重平均

【ポートフォリオのデュレーション】
⇒構成割合で加重平均

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3. デリバティブ

【プットコールパリティ】
コール - プット = 原資産 - オプション行使価格/(1+r)

【リスク中立価格(二項ツリー)】
時点1の期待値/(1+リスクフリーレート)=現在の価格

【アウトオブザマネー】
⇒損する状態(=本源的価値は0)

4. 株式分析

【成長機会の現在価値(PVGO)】
成長機会の現在価値 = 成長率加味した場合の株価 - 全額配当した場合の株価(=成長率加味しない場合の株価)

【事業利益】
営業利益+金融収益

【債務償還年数】
有利子負債÷営業CF


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